【管理業務主任者必勝法】〜合格するための基本戦略〜

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【管理業務主任者必勝法】〜合格するための基本戦略〜

これから管理業務主任者勉強を始めようと考えている人に向けて。

〔 はじめに ‥敵を知る〕

今回このサイトに来ていただいたという事はある程度管理業務主任者の試験にチャレンジすることが決まっていてその上で効率の良いアプローチ方法を模索している段階ではないでしょうか?

もしその様な理由で色々と戦略を考えてから試験に臨もうとしているなら、あなたの考え方は資格試験の攻略としては非常に理にかなっています。

さらに言えば、中国の兵法書『孫子』の中に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」とあるように試験に臨む前には徹底的にその試験を分析することが重要になってきます。

そこでまず一つのデータとして関連資格としてよく比較される宅建士管理業務主任者合格率の変遷を見てください。。

管理業務主任者宅建士
平成27年23.8%15.4%
平成28年22.5%15.4%
平成29年21.7%15.6%
平成30年21.7%15.6%
令和元年23.2%17.0%

いわゆる偏差値は概ね同じ数字で紹介されることが多い(どちらも55〜57)2つの資格ですが客観的にこの数字だけで見れば明らかに管理業務主任者の方が合格しやすい試験のような印象をうけます。

宅建士の受験者は学生から社会人、年齢も幅広く(合格者平均年齢は35歳前後)受験するのに比べると、管理業務主任者の方は社会人でもかなり経験を積んだ方が多く合格者平均年齢も40歳を超えます。(合格者平均年齢42歳前後)

ここで最も注意しなければいけないのが管理業務主任者の受験者には宅建士の資格取得者あるいは受験経験者が数多く含まれ、さらにマンション管理士の5点免除ねらいの方も一定数含まれるため、実は受験生のレベルが宅建士よりもかなり高いという事なんです。

これは表立った数字にはでてきませんがこれをふまえれば、

管理業務主任者試験はある意味宅建士試験以上に難敵であると言えます。

もう一つのデータは管理業務主任者の合格ラインです。

管理業務主任者試験の合格ライン
平成27年34/50
平成28年35/50
平成29年36/50
平成30年33/50
令和元年34/50

概ね7割の35前後での合格になっています。

これも一見では普通の試験ですが、一部にかなりの難問が含まれていています。

一つは個数問題と呼ばれる問題で選択肢の中で正答の個数を答えさせる問題‥普通の択一だと一部自信のない選択肢があっても正答にたどり着けたものが、この問題だと一つの選択肢が難しいだけで誤答の確率が高まります。

もう一つは単純に難問です、メインのエリアからかなり離れた部分(事前の勉強が難しい部分)で細かい論点を問う問題です。

もちろん全ての受験生が同じ条件ではありますが(免除者以外は)このような難問が例年12〜13問含まれているので‥‥7割合格の試験というよりも「40問中35点を取らなければいけない試験である」という認識が感覚としては正しいと思います。

総合的な結論を言いますと、あなたが宅建士の資格取得者であれ、マンション管理士の5点免除狙いの受験者であれ、全くの初学者であれ、この試験に挑むには勉強の完成度をかなり上げなければ合格できない資格だと覚悟して挑む必要があります

〔 具体的な戦略 〕


本試験の構成ですが

〈 試験範囲 〉

  • 管理事務の委託契約に関すること。
  • 管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること。
  • 建物及び付属施設の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること。
  • マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること。
  • 上記に掲げるもののほか管理事務の実施に関すること。

というふうに全ての項目が管理業務に関わる試験内容になっています。

ですので、宅建士はじめ他の資格試験に比べると、どの部分に比較的荷重をかけて勉強していくという部分はなく、全体として理解を深め過去問の完成度を上げていく戦略(まんべんなく穴のない状態に仕上げる戦略)になります。

メリハリをつけるために試験期間をわかりやすく3期に区切ってそれぞれ勉強していきます。

  1. 基礎力養成期
  2. 実力養成期
  3. 完成期

〈 基礎力養成期 〉


  1. TEXTを読み進む。
  2. 項目ごとに問題を解いていく。
  3. 間違えたところに印をつけ復習する。
  4. ①〜③を最後まで繰り返す。
  5. 印の問題を解く

基本的にはこの流れを大きく2回こなして全体像を掴むのが狙いです。

難しければ飛ばしても構わないし、なんなら面白そうなところから始めてもいい‥設備あたりはイメージしやすいので取り組みやすいところです

〈 応用力養成期 〉


  1. TEXTを読み進む。
  2. 項目ごとに問題を解いていく。
  3. 間違えたところに印をつけ復習する。
  4. ①〜③を最後まで繰り返す。
  5. 印の問題を解く。
  6. 正答率が90%になるまで①〜⑤を繰り返す

〈基礎力養成期〉では難しくて飛ばしていた部分もなんとか理解するまでやる‥分からなければググってでも理解するまでやる‥一旦理解すればまた忘れても構わない、細かい数字もまだ完全に記憶しなくていい。

オススメは下記のようにするべきことを1枚の紙に書いてクリアファイルに入れてやったところをチェックすると分かりやすいです

応用力養成期民法借地借家法区分所有法
TEXT読み込み
過去問1
過去問2
過去問3
理解度 △‥60%まで・○‥60%〜80%・◎‥80%以上

〈 完成期 〉


再度過去問の仕上げ、過去に間違えたところのチェック、記憶すべき数字の記憶など最終的に試験日に合わせて仕上げていく‥

完成度はできれば95%正解率までっていっていただきたい。

予想問題もこなす‥できが良くても悪くても一喜一憂しない事、あくまでも+αの情報として頭に積み上げる。

あとは試験直前に最終チェックを怠らなければ合格圏内である。

〈 参考:TEXT 〉

〔 まとめ 〕

今回は管理業務主任者必勝法ということで合格するための基本戦略のお話でした。

難問対策がなかなか立てにくいためにいかに過去問の完成度を高めるかが勝負の分かれ目になってきます。

重要度にあまり差がないために単調な勉強になりやすくいかにモチベーションを保っていくかという戦いでもあります。

なんとなく易しそうなイメージに騙されずに本気で取り組んでいただき、ぜひ合格を勝ち取ってください!


 

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