企業にとって”アイデア”とは差別化を図る重要な武器であり、その管理は企業戦略とも密接に関わり、個人情報の管理と同様にしっかりと行っていく必要がある。
もくじ
そもそも、知的財産とは?
人間の知的創造活動によって作り出されたアイデア・創造物をいい、知的財産基本法により創作した人の財産として保護されるものである。
この法律により知的財産権は「 特許権、実用新案権、意匠権、商標権、育成者権、著作権、その他の知的財産に関して法令により定められた権利または法律上保護される利益にかかる権利 」と定義されている。
【コレだけの理由】☜知的財産管理技能検定をオススメする
・知的財産管理技能検定試験の3級・2級を取得していくのは、の適正管理の基礎をマスターしていく絶好の機会である。
・知的財産を管理する仕事は、本来自己評価も第三者からの客観的な評価もしづらい仕事なので自分の実力を目に見える形でアピールできるのでモチベーションのUPにつながる。
・全くのZEROからのスタートでも短期間で3級→2級とマスターできる。
・3級→2級と取得してさらには1級やあるいは弁理士の資格への足掛かりとすることも可能である。
※このように取得メリットのある資格です。
まずは知的財産管理技能検定の試験を知る事から

- 受験資格 3級はどなたでも挑戦できます・2級は3級合格または実務2年または学歴要件その他・1級は(2級合格+合格後実務1年)または(3級合格+合格後実務2年)または(実務4年)または(学歴要件+実務要件)その他
- 試験範囲 下記記載
- 試験機会 年度3回
- 試験内容 3級(学科45分/実技45分)・2級(学科60分/実技60分)・1級(学科90分/実技(+口頭)30分)
- 合格基準 3級(学科70% / 実技70%)・2級(学科80% / 実技80%)・1級(学科80% / 実技(+口頭)60%)
- 合格率 3級学科実技とも60〜70%・2級学科実技40〜50%・1級最終10%前後
各級の想定レベル
3級 | 知的財産管理の職種における初級の技能者が通常有すべき技能およびこれに関する知識(知的財産分野について、初歩的なマネジメント能力がある) |
2級 | 知的財産管理の職種における中級の技能者が通常有すべき技能およびこれに関する知識(知的財産分野全般(特許、商標、著作権等)について、基本的なマネジメント能力がある) |
1級 | 知的財産管理の職種における上級の技能者が通常有すべき技能およびこれに関する知識(知的財産分野について、(特許・コンテンツ・ブランドそれぞれに関する)専門的な能力がある |
試験範囲
3級〈 学科試験 〉
・保護(競争力のデザイン)
・活用
・関係法規
3級〈 実技試験 〉
・保護(競争力のデザイン)
・活用
2級〈 学科試験 〉
・戦略
・管理
・創造(調達)
・保護(競争力のデザイン)
・活用
・関係法規
2級〈 実技試験 〉
・戦略
・管理
・創造(調達)
・保護(競争力のデザイン)
・活用
1級〈 学科試験 〉
・管理
・創造(調達)
・活用
・関係法規
・(特許・コンテンツ・ブランド)専門業務
1級〈 実技試験 〉
(特許・コンテンツ・ブランド)専門業務
〔 知的財産管理技能検定試験に関する詳しい内容と申し込み 〕

【 令和4年 知的財産管理技能検定 】
-- 第41回 --
2022年1月
↕︎ 申し込み期間
2022年2月1日(火)(Web申込)
- 2022年3月13日(日) 試験日
試験の詳しい内容と申し込みは
一般財団法人知的財産研究教育財団をご覧ください。
〔 知的財産管理技能検定試験へのアプローチ 〕

まずは3級の試験から勉強することになるが範囲のボリューム合格率からいえば、試験自体は難関ではない‥、TEXTをしっかり読み問題をこなしていけば大丈夫だ。
2級に関してもTEXTと過去問をしっかりこなしていけば問題ない確実にこの1回の受験で合格を勝ち取る意気込みで取り組めば結果はついてくる。
1級に関してはかなり実務経験を積んでからの受験になその時点で最終10%台の合格率はかなりの難関である、おそらくの仕事と両立しながらの受験になるので明確にキャリアアップや何らかのモチベーションが必要であるしあるいは弁理士の受験も検討の余地が出てくる。
勉強の進め方としてはTEXTを読み進めていき、章ごとに過去問を解いて進めていく‥最終的に過去問の正解率を90%以上に持っていって(2級は最低3回はやる必要がある)、試験前日にしっかりとチェックを怠らなければ合格圏内である。
勉強時間の目安は3級で30時間‥1日1時間で1ヶ月、
2級で60時間‥1日1時間で2ヶ月あるいは1日2時間で1ヶ月、
あくまでも試験日にしっかりと仕上がっていることが大事である。
スマホ学習:スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】
〔 まとめ 〕

・今回は知的財産管理技能試験の取得をおすすめしました。
・企業にとって非常に重要な武器となる可能性を秘めた権利である知的財産の基礎をマスターしていく絶好の機会である。
・試験の概要、試験へのアプローチ方法なども合わせてご覧ください。
・企業において知的財産の管理業務は今後ますます重要ななってきますので検討の価値ありです。