もくじ
【これだけのメリット】☜ 通関士を取得する
・通関手続きの代行業務を唯一行える国家資格で通関業者の各営業所に設置義務があるため重要な資格であり通関業務そのものは独占業務である。
・通関士として勤務した場合資格手当が支給される可能性が高い。
・通関業務を行わない場合でも輸出入を行う商社などでは資格の知識が生かされ資格取得が評価される場合がある。
・合格率15%前後の難関の資格ですので取得すれば自信につながるし周りからの評価も上がる。
・日本は輸出入はなくなることはなく将来的にも需要はかなり見込めるので通関士の資格取得は有効である。
※このような魅力のある資格です。
〔 通関士の資格を取る 〕

【 令和4年 56回 通関士試験 】
2022年7月下旬(願書は7月上旬より配布)
↕︎ 申し込み期間
2022年8月上旬
- 2022年10月上旬予定 試験日
- 受験資格 どなたでも受験可能
- 試験範囲 下記
- 試験機会 年1回
- 試験時間 通関業法/50分 ・ 関税法その他の法律/100分 ・ 通関書類の作成要領その他100分
- 出題形式 筆記試験/マークシート方式
- 合格基準 各科目6割程度(難易度により調整が入る場合あり)
- 合格率 15%前後(変動あり)
※試験範囲
通関業法 |
関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(同法第6章に係る部分に限る |
通関書類の作成要領その他通関手続きの実務 |
〔 通関士に関する詳しい内容と申し込み 〕

詳しい内容と試験の申し込みは
財務省 税関 HP をご覧ください。
〔 通関士の試験へのアプローチ 〕

まずこの試験の試験範囲のボリューム・合格者の平均的な勉強時間などから割り出すと‥
およ400時間の勉強が必要です。
もちろん中には要領のいい人で200〜300時間で受かる人もだろうし,逆に600時間かけても落ちてしまう人もいるだろう‥
そもそもこのおよそ15%という合格率の試験を勝ち抜くにはやはりそれなりの戦略と覚悟が必要になってきます。
そこで僕がお勧めしたい〈戦略〉は
もしあなたが資格試験に初めて挑戦するとか、受験や学校の試験からずいぶん遠ざかっているならば、
ボリューム4分の1の試験(勉強時間が概ね100時間前後の試験)を1つ経験して‥
もちろん、合格して自信をつけてから‥
要は一度ウォーミングアップしてからチャレンジする‥という戦略です。
※お勧めのボリューム4分の1資格!
もしこの資格に手こずるようなら、
正直に言って通関士は一度考え直したほうが賢明です、
なぜなら、通関士は上の3つの資格を全て取るよりも厳しい資格だからです。
できれば余力を残して楽々合格するというのが理想です。
〔 すぐ勉強を始める 〕
遠回りはいらない人、
次の試験で合格しなければいけない人、
そのような人は、もちろんすぐに通関士の勉強を始めてください。
しっかりと自分でリズムを持って勉強できる人は十分に独学可能である‥
方法はTEXTを読み込んでいって、単元ごとに問題集の問題を解きながら進めていく‥
ただしあまり完璧にしながら進むとテンポが悪いので、難しい問題は一旦飛ばしていく(まずは全体像をつかむ事が大事)‥
最後まで行けばまた最初から問題を解いていく‥これを5回繰り返し(最終的には問題集の問題は全て解いて‥正解率も95%まで持っていきたい)、
それでも間違える問題・特に計算問題は+α繰り返す。
試験前日にしっかりとチェックを怠らなければ合格圏内である。
より効率的に、より高い確率で合格を目指すなら、スマホ学習という方法もあります:フォーサイト
〔 まとめ 〕

将来的にも需要が見込まれ、また設置義務があり、独占業務であるといったさまざまなメリットがある通関士は隠れた名資格です。
資格の概要とともに取得戦略などを紹介しました、
よく比較される合格者数3万人規模の宅建士に比べ、通関士は千人を切っており希少価値のあるニッチな資格ですのでぜひチャレンジしてください!