取得メリットのある資格と言えば真っ先に挙げられるのが”第二種電気工事士”です。
もしあなたが、今から全く”ゼロ”から手に職を付けたいと考えるなら、
その実現可能性、将来性を考えても一番おすすめなのが、第二種電気工事士です。
最も基本的なインフラである電気は我々の生活から切っても切り離せないものであり、
なおかつその作業の複雑性から、最もAI化されにくく、仕事としての需要があるので、
もし仕事と直結した資格を習得したいと考えるなら最もおすすめの資格になります。
もくじ
【コレだけの理由】☜ 第二種電気工事士をオススメする
⚪︎ さまざまな仕事がある。(建築現場や、クーラーや太陽光器具などの取り付け、屋内の配線‥など多岐にわたり、法的に電気工事士でなければできない仕事もある)
⚪︎ コストパフォーマンスがいい。 (仕事で得る収入 / 資格取得にかかるコスト‥の割合が高い)
⚪︎ 短期間の勉強で取得可能。 (全くの初学でも最低3ヶ月で何とかなる)
⚪︎1度取得すれば一生有効。
⚪︎ さらに難易度の高い電験三種の資格取得や、ビルメンテナンスといったポジションの足がかりとなる。
僕自身は、専属の電気工事士ではありませんでしたが、
資格取得後は資格の知識や技術が製造現場で大いに役立ちました。
それでは頑張って第二種電気工事士を取得しましょう!
〔まずは”敵を知る”ことから〕

〈 試験の概要 〉
【 令和4年度上期 第二種電気工事士試験 】
2022年3月18日(金)
↕︎ 申し込み期間
2022年4月7日(木)
- 2022年5月29日(日) 筆記試験
- 2022年7月23(土)または2022年7月24日(日)技能試験
受験資格 | なし(どなたでも) |
試験の内容 | 筆記試験と技能試験(各々別日)‥筆記試験は4肢択一・マークシート |
受験機会 | 上期・下期の年2回チャンスあり |
試験時間 | 筆記試験2時間 / 技能試験40分 |
合格率 | 3割強 |
受験料 | 9,300円(インターネット申し込み)/ 9,600円(郵便申し込み) |
申込先 | 電気技術者試験センター |
※技能試験では”自前の工具”が必要です。(材料は用意してくれます)
もちろん準備段階では工具、練習材料とも自前で必要です。
〈 勉強・準備時間 〉
⚪︎ この試験を突破するのに必要な勉強時間は100〜150時間(筆記試験50〜100時間/
技能試験50時間程度)‥1日1〜2時間の学習で概ね3か月で完成するイメージです。
※もちろん予備知識の有無や、手先の器用さ加減で必要時間は変わってきますが、
時間の早い遅いよりも正確にできることが重要です、
特に技能に関しては後々安全に関わってきますので、
焦らずじっくり習得していきましょう。
〔合格へのアプローチ法〕
効果的な勉強方法の流れ‥
〈 独 学 〉
独学でも合格は可能な試験です‥
(筆記試験対策)
基本的なTEXT、過去問を準備し、
単元ごとにTEXTを読み進めていき、その部分の過去問を解いていく‥基本的にはこのサイクルを最後までこなすというのが1回転ということになります。
これを3回転以上こなして最終的に正解率を90%位まで持っていけば、これが合格レベルの目安になります。
1回転目は全てすぐに答えを見たり、2回転目のTEXTの読み込みを省いたり、
理解度に応じて自分流にカスタマイズしてください。
(技能試験対策)
基本的なTEXT、工具を準備し
まずはOPENにされた13の課題をゆっくりと確実に解説を見ながらこなしていく‥
この13課題はあらかじめこの内からの出題が決まっているので、
これを間違いなく試験会場で再現できれば合格できる仕組みになっています。
1回目は答えを見ながら時間無制限で完全に100点のものを作り、
その後で、減点されやすい箇所、その他チェックすべきポイントを確認します。
2回目は時間を意識して課題をこなし、自己採点してさらにチェックポイントの確認をします。
3回目は本番を意識して最終仕上げをする。
〈 講 習 〉
今はかなりリーズナブルにスマホ学習が可能になっていますので、特によくスマホを使う人、あるいは1回転目のTEXTの理解に少し抵抗がある人にはお勧めできます、
〔 合格後のビジョン 〕
どんな資格にも共通して言えることですが、
合格する人の特徴として、当然合格するという前提でその次の一手を考えるものです。
遠慮することはありません、勉強の合間にでも第二種電気工事士の求人情報などをどんどん取り入れることは、
モチベーションを高める意味でも有効な手段です。
〔まとめ〕

- 第二種電気工事士をお勧めする理由
- 第二種電気工事士の試験の概要
- 第二種電気工事士試験へのアプローチ方法(筆記試験・技能試験)
- 第二種電気工事士合格後のビジョン
などについてコンパクトにまとめてみました、
実際に電気工事士として実務をこなす場合には、おそらく一見実技試験とはかけ離れた作業につくと思いますが、
やはりその基礎という部分では、その知識と技能を活かすことが出来る、ユニークな資格だと思うので、
まずは資格を取得して、現場で経験を積み重ねることで、食いっぱぐれのない電気工事士を目指してみましょう!