自宅で行う、資格学習者のための体のトレーニング

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自宅で行う、資格学習者のための体のトレーニング

資格取得のために日々頭のトレーニングにいそしんでいる方は沢山いると思いますが、

今回はそんな貴重な時間をほんの少しだけ”体のトレーニング”に費やしてみて下さいという提案である、

もちろん理由はあります!

体のトレーニングをすることで得られる”プラスの効能”を中心にお話ししましょう。

勉強の合間にする体のトレーニングのメリット

まず、資格学習者に体のトレーニングをお勧めする根本的な理由は特に次の点です。

  1. 頭の回転がよくなる
  2. 免疫力が高まる
  3. 気分転換になる

頭の回転が良くなる!

30分程度の軽い有酸素運動によってBDNF(脳由来神経栄養因子)と呼ばれる海馬の神経細胞を発達させるタンパク質が増加するという最近の研究結果があります。

私自身は趣味であり習慣でもあるので筋トレを日常に取り入れてきましたし、おそらく頭の活性化に効くだろうという経験則で試験前でも続けていましたが、ある程度の因果関係が明らかになってきました。

今後はさらに運動の種類や頻度、時間帯など細かな研究が進めばよりピンポイントで効果のある方法も明らかになってくるはずです。

劇的に頭が良くなる薬というわけではないですが、数%改善されるサプリメントを服用するようものだと考えれば十分有効な手段だとお勧めできます。

免疫力を高める!

資格試験に取り組む人にとっては体調を崩すことは致命的です、風邪をひいて寝込んでしまって数日勉強できないのは避けたいものです。

あるいは、世の中に蔓延する様々な病原菌などから体を守るために普段から体を強くすることは資格取得を目指す人でなくても重要なことと言えます。

実は”筋トレあるある”なんですがハードなトレーニングをする人は長い目で見れば体は強くなるのですが、トレーニング直後は一時期免疫力が低下するので風邪をひきやすいというのがあります、ですがこの”30分の有酸素運動”という強度であれば体を痛めることなく体力、免疫力を向上させることができます。

気分転換になる!

これはどちらかと言えば、できるだけ長時間モチベーションを維持するテクニックと言えるかもわかりません。

勉強の合間にTVやスマホを見てしまうとあっという間に時間を取られてしまって気づけば寝る時間になってしまうのはよくある話ですが、それを防ぐ意味でも、気分転換としての体のトレーニングがお勧めです、

体のトレーニングならば疲れてしまうのでついついやり過ぎてしまうという心配はありませんし、血の巡りも良くなるのでリフレッシュには最適です。

自宅でするメリット

では、資格取得を目指す人にとって、ジムに通わずにあえて自宅でトレーニングをするメリットとはどんなものがあるでしょうか?

  • ”時間の節約”‥ジムだと往復、準備に時間を取られてしまい、平日会社帰りに行くとなるとその日の勉強はできなくなってしまいます。
  • ”お金の節約”‥ジムだと当然会費が掛かってきますが、自宅なら会費もトレーニングウエア、靴などといった費用もかかりません。
  • ”いつでもできる”‥ジムだと行った時にある程度まとめてやることになりますが、自宅ならいつでもできるし、分割してもできるのでちょっとした合間の時間を利用できる。

やはり、勉強時間を圧迫しないというところが自宅トレーニングのお勧めポイントです。

お勧めの運動

基本的には30分程度の有酸素運動であればご自分で組み立ててもらって大丈夫ですが、

なければ、皆さんもおそらく一度はやったことのある次の運動をお勧めします、

一応フォームも軽く説明しますが、あくまでも体を動かして軽く有酸素運動を行うことそのものが大事です!

  • スクワット
  • 腕立て伏せ
  • 腹筋

スクワット

まず肩幅よりやや足を開き、つま先をやや開いて立つ‥

つま先と同じ方向に膝を出しながら膝の角度が90度になるまで(無理ならできるところまででいい)腰を下ろしていく‥

‥そして元の位置戻る‥で1回

(上体は倒さない(できるだけ垂直を保つ))

腕立て伏せ

まず肩幅よりやや手を開いた状態で、図のような体勢をとる‥

この状態のままアゴが床に着くまで腕を曲げて体を下ろしていく‥

‥そして元の位置に戻る‥で1回

(頭、体、腰、足ができるだけ一直線になるように体を保つ)

腹筋

まず仰向けに寝て膝を立てる‥

腕立て伏せとは違って背中を丸めながら、おへそを覗き込むように上体を上げていく‥

‥そして元の位置に戻る‥で1回

(上体は完全に起こさずに45度から60度まででいい)


呼吸はそれぞれ吐いたところからスタートして動作中は息を吸い、元の位置に戻しながら息を吐くというリズムでやって下さい‥慣れないうちは止めない事だけに注意してやってもらえれば大丈夫です。

頻度、回数ですが、あまり厳密に決めてしまうとだんだん嫌になってしまうので

例えば

1日のうちどこかで‥(スクワット30回・腕立て30回・腹筋30回)をまとめてやるとか‥

あるいは分割して‥(スクワット10回・腕立て10回・腹筋10回)を1日のうち2、3回やるとか‥

それも毎日だと大変なので1日おきにやるとか、週3日やるとか、

まずは負担の少ないやり方でとにかく続けること、続けられる方法を自分なりにアレンジしてみて下さい。

資格学習者がやるべき自宅トレーニングのまとめ

”30分の有酸素運動”が脳に良い効果をもたらすという研究結果をうまく資格学習に取り入れましょう!

というのがまさに今回の趣旨でした。

”木を見て森見ず”という言葉にもあるように、あくまでも本筋である勉強の方をメインで頑張るという前提ではありますが、

栄養を補助するサプリメントのようなイメージで、

自宅トレーニングを取り入れてみてはいかがでしょう?

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