土地家屋調査士は主に所有者に代わって不動産の『 表示に関する登記 』について、
土地・建物の調査・測量を行いさらに申請手続きなどの代理を行う
‥まさに表示の登記のスペシャリストで取得メリットがあります
もくじ
【これだけのメリット】☜ 土地家屋調査士を取得する
・まずは土地家屋調査士としての業務が完全に業務独占資格であり、仕事が調査士に確保させている。
・土地家屋調査士の法人事務所に籍を置くことも可能だが、もちろん独立も可能である。
・年々合格率が上がっていて今最もコスパ(取得にかける費用・時間に対する取得後の収入の見込み) のいい狙い目の資格である。
・合格率9%前後の難関の資格ですので取得すれば当然自信につながるし周りからの評価も上がる。
・司法書士や行政書士とのダブル資格というハードなチャレンジも可能になる。
※このような魅力のある資格です。
〔 土地家屋調査士の資格を取る 〕

- 受験資格 どなたでも受験可能(午前の試験は測量士・測量士補・1級建築士・2級建築士の有資格者は免除される)
- 試験範囲 下記
- 試験機会 年1回
- 試験時間 筆記試験・午前2時間/午後2時間半 口述試験(筆記試験合格者のみ)
- 出題形式 筆記試験・午前/平面測量・作図 午後/択一・書式
- 合格基準 午前70% 午後76.5%(それぞれ項目ごとの足切りあり)
- 合格率 9.67%
※令和元年データ
試験範囲
午前の部:多肢択一式10問・記述式1問 | 土地及び家屋の調査及び測量に関する知識及び技能であって、次に掲げる事項‥平面測量、作図 |
午後の部:多肢択一式20問・記述式2問 | 民法に関する知識・登記の申請手続き及び審査請求の手続きに関する知識・その他土地家屋調査士法第3条第1項第1号から第6号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力 |
〔 土地家屋調査士に関する詳しい内容と申し込み 〕

詳しい内容と試験の申し込みは
土地家屋調査士試験案内(法務省)をご覧ください。
〔 土地家屋調査士の試験へのアプローチ 〕

まずこの試験の試験範囲のボリューム・合格者の平均的な勉強時間などから割り出すと‥
およそ1,000時間から1,500時間の勉強が必要です。
ただしこのクラスになってくると一発合格するのはかなり難しく受験勉強が複数年にまたがってくるのでさらに数百時間の勉強時間が必要になってきます。
そもそもこのおよそ9%という合格率の試験を勝ち抜くにはやはりそれなりの戦略と覚悟が必要になってきます。
そこで僕がお勧めしたい〈戦略〉は
もしあなたが資格試験に初めて挑戦するとか、受験や学校の試験からずいぶん遠ざかっているならば、
1度、土地家屋調査士の4分の1以下のボリュームの資格を経験して‥
もちろん、合格して自信をつけてから‥
要は一度ウォーミングアップしてから改めて土地家屋調査士にチャレンジする作戦です。
※ウォーミングアップ用資格
もし上の資格に手こずるようなら、
正直に言って、土地家屋調査士の受験は一旦考え直したほうがいいでしょう、
なぜなら土地家屋調査士は上の3つの資格を全部取るよりも全然難しいいので
〔 土地家屋調査士の勉強を始める 〕
確かに範囲が広く時間もかかるが、
試験までにやるべきことはレベルが下と言われている資格と同じだ、
TEXTを読み込んでいって、単元ごとに問題集の問題を解きながら進めていく‥ただしあまり完璧にしながら進むとテンポが悪いので、難しい問題は一旦飛ばしていく(まずは全体像をつかむ事が大事)‥
最後まで行けばまた最初から問題を解いていく‥これを5回繰り返し(最終的には問題集の問題は全て解いて‥正解率も95%まで持っていきたい)、それでも間違える問題・特に計算問題は+α繰り返す。
1枚の方眼紙などで進捗表を作って全体的な完成度というか理解度を単元ごと問題集ごとにチェックを入れて客観的にモニタリングする事‥も一つの作戦としてお勧めしておきます。
この辺りをしっかりと自分で管理しながらできれば、独学も可能である、
さらに効率的、効果的な方法としてスマホ学習もあります:土地家屋調査士・測量士補試験
〔 まとめ 〕

- 土地家屋調査士を取得するメリット(独占業務があり独立が可能)
- 土地家屋調査士資格の概要(どなたでも受験可、ボリュームのある範囲など)
- 土地家屋調査士の資格取得へのアプローチ方法(長丁場の勉強に備える‥スランプともうまく付き合う)
【 土地家屋調査士 】 Top に戻る↩︎