中間管理職が副業を選ぶ前に考えるべき3つの事

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中間管理職が副業を選ぶ前に考えるべき3つの事

一昔前であれば、中間管理職のみならず普通のサラリーマンであったとしても副業をする人はとても少数派で、しかもやっている事をあまり声を大にして言わないものであったが、

今や、企業の方から副業が容認される時代へと変化してきている、これは日本が世界の先陣を切って超高齢化社会に突入し、終身雇用の崩壊が現実のものとなってきたことの現れだろう。

今後はますますこの流れは大きなものとなって、やがては、定年70歳・副業は当たり前の時代がやってくる。

中間管理職だからといって、副業のことを考えることに後ろめたさを感じるとか、タブー視することは全くない、

むしろ最重要課題として堂々と真剣に取り組んでいただきたいものである。

ただしやみくもに考えるのは非効率なので順を追ってスマートにアプローチしましょう!

今回は中間管理職の方が副業を選ぶ前にぜひ考えておいてもらいたい3つの事柄についてお話しします。

基本的にはお勤めの企業が副業O.K.であることが前提条件ですが、そうじゃない場合でも将来に備えて考えておくだけでも必ず役立ちます。

副業を選ぶ前に考える3つの事

副業をするからといっていきなりカタログから商品を選ぶように副業を探す人がいますが、

まずは立ち止まって次の事をしっかりと考えた上で前に進みましょう!

  1. 自分にとっての副業の位置付けをはっきりさせる
  2. 自分自身や世の中の流れを分析する
  3. 実際に目指す副業を暫定的に決め、現状の自分に足りないものを埋める作業をする

ではひとつひとつ見ていきましょう。

❶自分にとっての副業の位置付けをはっきりさせる

まずは自分の目指す副業が次のどれに当てはまるのかを考えて下さい?!

  • 本業に+αとしての位置付けで、あくまでも今の暮らしに彩りを加えるたの副業
  • 本業はずっと続けるが、何かの原因で続けられなくなったりあるいは定年後、副業を本業に昇格させるという、保険的意味合いの強い副業
  • 定年を待たずに副業に転職することを視野に入れた自分の夢へと繋げる副業

世の中の風潮とか、身近にいる人が始めたからといったような動機ではなく、あくまでも自分自身の意思というか意図を持って最初のポジショニングをすることが大事です。

結果的に”暮らしの彩り”が”本業の保険”になったり”夢の実現”になったり、あるいは”夢の実現”のつもりが”暮らしの彩り”のまま終わってしまうこともあるかも知れないが、まずは初期の予定として副業の位置付けをしましょう。

❷自分自身や世の中の流れを分析する

次に行うべきは、自分自身のことや自分を取り巻く外部環境をこと細かく分析する事です。

要は自分の立ち位置をはっきりとさせる作業です。

  • 自分のスキルの棚卸し
  • 自分のやりたい事をはっきりさせる
  • 世の中の流れを見る

自分のスキルの棚卸し

まずは現状自分自身に備わっているスキルとはどんなものがあるのか、ということをできるだけ客観的に分析する事です。

中間管理職のポジション特有の、ティーチングやスピーキングなどのスキル、あるいは職業特有の専門知識、個人的に取得した資格などで、いわゆる個人のスペックがどれほどのものかという事を洗い出してみましょう。

楽器が弾けるとか、何かのスポーツが得意であるとか、あるニッチな分野にものすごく詳しいといったような一見仕事になりにくそうなことでも構いません、今自分の中にあることを全て洗いざらいテーブルにあげてみましょう

自分のやりたい事をはっきりさせる

これは趣味として今やっていることでもいいですし、願望としてやりたいことでもいいですが、可能性としてZEROでないものを考えてみて下さい。

要はやりたくもない事には手を出さないということです。

副業とはいえ短い人生の貴重な時間を費やすわけですから、どうせならワクワクするような、楽しい副業をイメージしましょう。

世の中の流れを見る

例えばコンビニエンスストアがまだ出始めの頃であれば、新しく出店すれば右肩上がりで伸びていく時代もありましたが、今となっては過当競争になってしまっていて恐らく新しく参入しても大苦戦するだろうなぁ...といったようなことです

あるいはAIの発達によって将来的にタクシーが無人化されていきタクシードライバーがいなくなるとか。

または、弁護士や税理士といった士業や公務員がAIに追いやられてしまって絶対数が減っていくとか。

逆に、全く新しい予想もしなかったような仕事...最近で言えばユーチューバーやE・スポーツの選手ような仕事が生まれたりとか...

上にあげたような例はどちらかといえば肌感覚に近いものですが、一歩踏み込んでその職業の過去の変遷、現在の状況、周辺の法律などもネットの検索エンジンなどで調べる事も大事になってきます。

それらを踏まえて、この先その仕事がどの程度のポジションをキープ出来そうなのか..といった予測を立ててみましょう

最低限、みすみす衰退することには手を出さない、ということを確認する作業は必ずしましょう。

❸実際に目指す副業を暫定的に決め、現状の自分に足りないものを埋める作業をする

❶、❷である程度自分の目指す副業が見えてきたら今度は今の自分に足りないものを補う作業を行います。

場合によってはこの準備作業に年単位の時間がかかる場合も考えられますし、あるいはできるだけすぐに始めた方がいいものもあります...ケースバイケースです。

例①....IT業界にお勤めの中間管理職の方が、仕事で扱ううちに直接は未経験だが元々興味のあったプログラミング、WEBデザインを副業にしてみたいと考えた場合...

データ処理の方法は詳しくてもプログラミング、デザインやソフトの習得にはやはり数ヶ月〜半年の学習期間が必要になってきます。

最低限のスキルを身につけ、その後ネットの求人サイトなどから小さな案件を受注して徐々に経験を積み上げていくスタイルです。

プログラミングのスクール:プログラミングスクール TECH::CAMP(テックキャンプ)

Webデザインのスクール: ヒューマンアカデミーWebコース             

例②...入社当時には世の中になかったユーチューブやブログなどで、自分の趣味や考えを個人的に発信して広告収入を得る事を副業にしてみたいと考えた場合...

それこそネットで必要な機材・手順などの情報を拾い集め、まず始めてみるフットワークの軽さが大事になってきます...

どっちみち最初はほとんど視聴者・読者は集まらないので、とにかくスタートしてみて経験を積みながらどんどん修正を加えていくというスタイルが近道です...

間違っても完成させてから発信しようと思わないことです...

理由は余程の知名度や完成度がない限り最初は目につくところに置いてもらえない仕組みになっているからです。

例③...キャリアコンサルティングをはじめとする、資格の取得を前提あるいは推奨される仕事を副業⇨転職に考えた場合...

言うまでもなく資格の取得がまず第一になってきます...

ただしその資格の将来性、費やす時間・コスト、などをしっかりと精査した上で真剣に取り組まなくてはいけません...

ある程度の犠牲を覚悟する必要があります。

キャリアコンサルタントの資格取得:ヒューマンアカデミー キャリアコンサルタント養成講座

中間管理職におすすめする資格BEST5【転職・短期準備(2ヶ月〜6ヶ月)編】

中間管理職におすすめする資格BEST5【転職・長期準備(1年〜3年)編】

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まとめ(中間管理職が副業を選ぶ前に考えるべき3つの事)

  1. 自分にとっての副業の位置付けをはっきりさせる
  2. 自分自身や世の中の流れを分析する
  3. 実際に目指す副業を暫定的に決め、現状の自分に足りないものを埋める作業をする

本業でしっかりと結果を残した上で、

さらに副業にもチャレンジして多様な生き方をenjoyしている‥

そんなスマートな中間管理職を目指してください!

自分を見直せるチャンスを大いに生かしましょう!


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