マンション管理士|管理業務主任者の次に取る資格

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マンション管理士|管理業務主任者の次に取る資格

【これだけの理由】 ⇦ 管理業務主任者の次に取るならマンション管理士がいい

  • まず第一にマンション管理士の試験範囲が管理業務主任者と宅建士に共通部分があり特に管理業務主任者とは広範囲に渡って共通部分がある‥それ以外も周辺範囲なので取り組みやすい。
  • 就職・転職のアピールになる。(管理業務主任者と宅建士とのトリプルならなおさらだ)
  • マンション管理の需要は将来的に増加傾向である。
  • 管理業務主任者の資格取得者であれば5問免除で正答扱いです。

※このように管理業務主任者の次に取得するにはオススメの資格です。

管理業務主任者業務との業務の違い

結論から言えば、

マンション管理士管理組合側(組合のコンサルティングの立場)
管理業務主任者管理会社側(設置義務があり(事務所ごとに30管理組合に一人以上の成年者)、独占業務を行う)

・マンション管理士はマンション管理組合のコンサルティングの立場で、組合の指導、サポート、住民の生活の相談などに携わる仕事である。

本来、マンション管理士は名称独占資格なので独立してコンサルチング業務を行うことができるのだが実際はマンションの管理・コンサルを手がける会社への就職する形が多いようです。

具体的な業務は、

  • 総会・理事会等の運営
  • マンション管理組合の指導・監督
  • 管理費や・修繕積立金の会計
  • マンション管理規約の作成・改正
  • 修繕計画、予算案の作成
  • 住民間のトラブル解決
  • ‥etc

・一方、管理業務主任者は設置義務や独占業務があるという性格上、管理会社と労働契約を結ぶ(要は雇用される)という形である。

次にマンション管理士の試験を知る事から

 

【 令和4年度 マンション管理士試験 】

 

 


  • 2022年9月(例年)

       ↕︎  申し込み期間


  • 2022年9月(例年)

     

     


  •  2022年11月最終日曜日(例年) 試験日

 

 

  • 受験資格 特にありません、どなたでも挑戦できます(もちろん宅建士・管理業務主任者を持っていなくても受験可)
  • 試験範囲 マンション管理に関する法令等・管理組合の運営に関すること・マンションの設備、構造等・マンション管理適正化法等・
  • 試験機会 年1回(詳しい範囲と日程は公益財団法人マンション管理センターで)
  • 試験内容 四肢択一マークシート / 2時間
  • 合格基準 概ね7割強
  • 合格率 8%前後〔11人〜14人に1人しか受からない狭き門k〕

‥概要はこのようになります。

マンション管理士と管理業務主任者と宅建士の受験データの比較

管理業務主任者と宅建士との受験データを比較することで、試験の規模、合格者像のイメージを持っていただきたい。

令和元年試験比較 マンション管理士管理業務主任者 宅建士
申し込み者数13,961人18,464人276,019人
受験者数12,021人15,591人220,797人
合格者数991人3,617人37,481人
合格率8.2%23.2%17.0%
合格者平均年齢46.2歳42.3歳35.4歳

※令和元年度試験データ

※マンション管理士は管理業務主任者に比べるとさらに小規模で年齢もかなり上であるのが分かっていただけると思う。

なのでダブル取得よりさらにトリプル取得の希少価値はあるだろう、女性の場合はなおさらだ‥

ここまで差があると希少価値というよりもレアな人的なポジションかもしれない‥もちろんいい意味で、

実際にマンション管理士登録者の約8割の人がトリプル取得者である。(公益財団法人マンション管理センターのアンケートによる)

マンション管理士へのアプローチ

この合格率で、しかもほとんどの人がダブル取得者であるという状況を考えると相当厳しい戦いであることは想像していただけると思う‥

よく管理業務主任者とダブル取得を目指しましょうとうたった問題集やTEXTはあるが、同年でのダブル受験はオススメしません。

理由は試験の間が1週間しかなく先にマンション管理士の試験があるので、それが原因で管理業務主任者を落としてしまうともったいないからです。

まず確実に管理業務主任者を取得し、5点のイニシアチブを獲得して翌年マンション管理士の試験を受けるのをお勧めします。(どうしても今年取らなければならない理由がなければの話ですが)

試験範囲のボリュームから言えば、

勉強予定時間は800時間でこれは宅建士と管理業務主任者の両方の勉強時間を足したものよりも多い!

勉強法としては、すでに管理業務主任者、宅建士を取得しているならやり方としては同じでいいが、精度という点でもう1ランクあげなければいけない、

単元ごとにTEXTを読み、対応する精選問題や過去問を解いていく‥これを全範囲繰り返す、

これを最低5回転し、正答率95%持っていく‥このレベルで合格のボーダーラインです、

 

ここからさらに、今まで過去問に出ていなかったTEXTの深読みや、

予想問題などで法改正の問題トレンド問題、といった部分で+αの情報を積み上げることが重要になってきます。

 

もちろん独学で挑戦する人も多いですし、合格も可能ですが、+αの積み上げで苦労している人が多いのが実情です。

 

より効率的で、効果のある方法としてスマホ学習があります、

もちろん勉強するのは自分なので自力で完成させて行かなけれはなりませんが、プロの視点とサポートがありますので

合格確率を上げたい人、何度か落ちていて後が無い人は試す価値はあります:マンション管理士・管理業務主任者

 

合格後のビジョン

どんな資格にも共通して言えることですが、

合格する人の特徴として、当然合格するという前提でその次の一手を考えるものです。

勉強の合間にでもマンション管理士の求人情報などを取り入れることは、

モチベーションを高める意味でも有効な手段です。

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まずは登録してマンション管理士のリアルをみてみましょう。

 

〈 まとめ 〉

・マンション管理士を管理業務主任者の次に取ることをおすすめしている理由はやはり試験範囲が広範囲で共通していること‥などです。

・マン管と管業の業務の違い

・マン管の試験の概要

・マン管/宅建士/管業の受験データ比較

・マン管の試験へのアプローチ方法

・マン管の合格後のビジョン


 

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