もくじ
【これだけの理由】 ⇦ 宅建士の次に取るなら管理業務主任者がいい
- まず第一に管理業務主任者の試験範囲が宅建士と共通部分がある(民法・不登法・宅建法・建築基準法)‥それ以外も周辺範囲なので取り組みやすい。
- 宅建士と同じような独占業務がある。
- 就職・転職のアピールになる。(宅建士とのダブルならなおさらだ)
- 取得できればマンション管理士の試験の時に一部免除の特典がもらえる。
- マンション管理の需要は将来的に増加傾向である。
※このように宅建取得者もそうでない方にも魅力のある資格です。
管理業務主任者の業務の強みのある特徴

・分譲マンションの管理会社は国土交通省へ業登録の際において、事務所ごとに30管理組合に一人以上の成年者である専任の管理業務主任者を置かなければならない(設置義務がある)→宅建士も同じような設置義務がある。
・次のような独占業務がある→宅建士も同じような独占業務がある。
- 委託契約に関する重要事項説明および重要事項説明書(72条書面)への記名押印
- 管理委託契約書(73条書面)への記名押印
- 管理事務の報告
まずは”管理業務主任者業務の試験を知る”事から
【 令和4年度 管理業務主任者試験 】
2022年9月(例年)
↕︎ 申し込み期間
2022年9月(例年)
- 2022年12月第一日曜日(例年) 試験日
- 受験資格 特にありません、どなたでも挑戦できます(もちろん宅建士を持っていなくても受験可)
- 試験範囲 民法その他・区分所有法等・マンション標準管理規約/管理適正化法/管理実務/組合会計/設備‥
- 試験機会 年1回(詳しい範囲と日程は一般社団法人マンション管理業協会で)
- 試験内容 四肢択一マークシート / 2時間
- 合格基準 概ね7割
- 合格率 20%強〔4人〜5人に1人しか受からない〕
‥概要はこのようになります。
管理業務主任者と宅建士の受験データの比較

宅建士との受験データを比較することで、
試験の規模、合格者像のイメージを持っていただきたい。
令和元年試験比較 | 管理業務主任者 | 宅 建 士 |
申し込み者数 | 18,464人 | 276,019人 |
受験者数 | 15,591人 | 220,797人 |
合格者数 | 3,617人(男2,902人女715人) | 37,481人(男24,188人 女13,293人) |
合格率 | 23.2% | 17.0% |
合格者平均年齢 | 42.3歳 (男43.5歳 女37.6歳) | 35.4歳 (男35.9歳 女34.5歳) |
※管理業務主任者は宅建士の1/10以下の規模で年齢もかなり上であるのが分かっていただけると思う。
逆に考えていくとダブル取得の希少価値はあるだろう、女性の場合はなおさらだ。
管理業務主任者試験へのアプローチ
確かに合格率だけで見れば宅建士より少しゆるい感じはするが、
受験者の多くが宅建士を取得、もしくは受験経験者であることを考えると、
実は宅建士よりも厳しい戦いであると思っていただいてさしつかえない‥
試験範囲のボリュームから言えば、勉強予定時間は200時間、
勉強法に関しては宅建士同様で問題ない、
ただし、最終的には宅建の時より解答の精度を1ランクあげてもらいたい。
もちろん、独学で宅建士を乗り切った人は独学でも対応できるし、
宅建士はなんとか合格できたが、どうもロスが多かった様に感じた人は、スマホ学習という手もあります:マンション管理士・管理業務主任者
合格後のビジョン
どんな資格にも共通して言えることですが、
合格する人の特徴として、当然合格するという前提でその次の一手を考えるものです。
合格した場合、現在の職場で手当がいただけるのかの確認も当然重要な情報ですし、
勉強の合間にでも管理業務主任者・宅建士ダブル取得者の求人情報などを取り入れることは、
モチベーションを高める意味でも有効な手段です。
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まとめ

- 宅建士の次に管理業務主任者を取得した方がいい理由:宅建士との共通範囲も多く、それ以外の所も周辺範囲で取り組みやすい、ダブル資格にすることで守備範囲が広がりアピールもできる。
- 管理業務主任者そのものの強み:管理会社に設定義務があり、独占業務もある。
- 試験概要は:一般社団法人マンション管理業協会
- 管理業務主任者と宅建士の受験データの比較:宅建士の1/10の合格者で希少価値あり。
- 試験へのアプローチ:勉強時間は200時間は必要!細かい所も確実に覚える必要あり。
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