日本の物は”高品質”である。
これが”世界のスタンダード”であり、
長年日本が築いてきた”ほこり”である。
国民性もあるかもしれないが、品質管理に関する意識は高く、
ひとたび不良品を出した時の世の中の反応は、ますます厳しさを増しています。
そのため企業における品質管理の役割は大変大きいものであり、
新製品開発、新規顧客開拓に肩を並べるほど重要な役割を担っているといっても過言ではありません。
ですので、すでに企業において品管のポジションである人も、
これから品管に携わる可能性のあるすべての人も、
品質管理に関する正しい知識を持つことは、その人にとっても企業にとっても大変有益なことは間違いありません。
品質管理検定(QC検定)は、そういった人が段階的にQCの知識を身につけることを目的とした資格となっており、
今回は、あなたの一つの強みとして品質管理検定(QC検定)の取得をおすすめします。
【コレだけのメリット】☜品質管理検定を取得する
⚪︎ 本来自己評価も第三者からの客観的な評価もしづらい仕事なので、自分の実力を目に見える形でアピールできればモチベーションのUPにつながる。
⚪︎ 多くの企業において品質管理業務は必須業務であり今後もますます重要な仕事ですので就職や転職の際のアピールとして有効です。
⚪︎ 全くのZEROからのスタートでも4級・3級なら短期間でマスターできる。
⚪︎ 知識を獲得することで業務の幅や、精度が高まる。
⚪︎ 今回この資格にチャレンジしてうまくいけば、さらに上位のランクや他の資格への挑戦への足がかりとなる。
(もちろんいきなり2級、1級に挑戦するのもありです。)
品質管理検定を取得する

〈 試験の概要 〉
【 第34回 QC検定 】
2022年
↕︎ 申し込み期間
2022年
- 2022年 試験日
受験資格 | どなたでも挑戦できます(いきなり1級の受験も可) |
試験の内容 | 2/3/4級 マークシート90分 1級 マークシート+論述 120分 |
試験のレベル・範囲 | 下記記載 |
受験機会 | 年2回 |
試験時間 | 2/3/4級90分・1級120分 |
合格基準 | 2/3/4級 70点%以上(各分野概ね50%以上) 1級 70%以上(各分野概ね50%以上) |
合格率 | 4級概ね85% 3級40〜50%前後 2級30%前後 1級10%前後 |
受験料 | 4級3,300円・3級4,400円・2級5,500円・1級9,900円 |
申込先 | 日本規格協会グループ |
各級の想定レベル
4級 | 社会人として最低限しておいてほしい仕事の進め方や品質管理に関する用語の知識は有しているというレベルです。 |
3級 | 基本的な管理・改善活動を必要に応じて支援を受けながら実施できるレベルです |
2級 | 基本的な管理・改善活動を自律的に実施できるレベルです |
1級 | 組織内で品質管理活動のリーダーとなる可能性のある人に最低限要求される知識を有し、その活用の仕方を理解しているレベルです |
試験範囲
4級 | ・品質管理の実践(検査・標準化など)・品質管理の手法(データの活用など) ・企業活動の基本 |
3級 | ・品質管理の実践(管理の方法など)・品質管理の手法(新QC7つ道具など) |
2級 | ・品質管理の実践(小集団活動など)・品質管理の手法(抜取検査など) |
1級 | ・品質管理の実践(社会的責任など)・品質管理の手法(感性品質と官能評価手法) |
〔 品質管理検定試験へのアプローチ 〕

〈 勉強時間 〉
勉強時間の目安は4級は10時間までです、3級で30時間‥1日1時間で1ヶ月、
2級で100時間‥1日1時間で3ヶ月強あるいは1日2時間で2ヶ月ほどです。
1級に関しては200時間〜の挑戦になります。
あくまでも試験日にしっかりと仕上がっていることが大事である。
〈 勉 強 法 〉
独学でも合格は可能な試験です‥
基本的なTEXT、過去問を準備し、
単元ごとにTEXTを読み進めていき、その部分の過去問を解いていく‥
基本的にはこのサイクルを最後までこなすというのが1回転ということになります
⚪︎4級・3級に関してはこれを3回転以上こなして最終的に正解率を90%以上に持っていけば、
⚪︎また2級・1級に関してはこれを5回転以上こなして正解離を95%以上に持っていけば、これが合格レベルの目安になります。
1回転目は全てすぐに答えを見たり、2回転目のTEXTの読み込みを省いたり、
理解度応じて自分流にカスタマイズしてください。
僕の経験上、過去問は理想的には直後に間違えたところをフォローして、試験前に今まで間違えたところや、自分のウィークポイントを必ずチェックする‥
これを確実にこなせれば合格は見えてきます。
合格後のビジョン
どんな資格にも共通して言えることですが、
合格する人の特徴として、当然合格するという前提でその次の一手を考えるものです。
合格した場合、現在の職場で手当がいただけるのかの確認も当然重要な情報ですし、
勉強の合間にでも品質管理検定取得者の求人情報などをどんどん取り入れることは、
モチベーションを高める意味でも有効な手段です。
〔 まとめ 〕

・今回は品質管理検定試験の取得をおすすめしました。
・品質管理検定試験を取得していくのは多くの企業にとって重要である品質管理の基礎をマスターしていくいい機会である。
・試験の概要、試験へのアプローチ方法なども合わせてご覧ください。
・多くの企業において品質管理業務は必須業務であり今後もますます重要になってきますのでこれを機会にチャレンジしましょう!
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