宅建士の試験に合格するために「ウラ技」というか「抜け道」のようなものを使って人より楽して合格する方法はあるか?
という質問を受けたとすれば‥
僕の答えは残念ながら " NO "である
もしそのようなものを探してググっているとすれば→他をあたってください!
‥ただし業界の方(宅地建物取引業の従業者)であれば講習を受講することで試験が5問免除になる(正答扱いになる)システムが存在します(もちろん費用はかかります)‥
言ってみれば、遊園地で並ばなくても乗り物に乗れるチケットのようなイメージです‥
これだけは確かに超優遇システムです‥
不公平だという意見もありますが、もともとが業界の人のために始まった試験ということでここは納得いただいて‥
今回お話しするのはすべての人に当てはまる " 合格ラインを上回る勉強法 "になります。
〔 超短期間で合格する人? 〕

ではたまに超短期間で合格する人がいるのはなぜか?
確かににそういう人は存在するし、僕の知人にもいます‥別に不正を働いているわけでもなくちゃんと合格しています。
ただしよくよく話を聞いてみると概ねそういう人は"ゼロ"スタートではありません‥
他に資格を取得しているかあるいは法学部出身の方で既に民法がある程度出来上がっている人がほとんどです(全くゼロスタートで3週間で合格する人は天才です→そういう人は多分別の業界に行くでしょう‥別世界の人なので気にする必要はありません)
実は、民法という科目は試験の点数で言えば 14/50 なのに勉強時間は 半分以上取られてしまいます‥つまり民法がある程度できている人は山で言えば四合目、五合目スタートということになんです。
そんな人が集中的に勉強することで超短期合格が可能となります。
これで超短期合格のカラクリが分かってけたかと思います。
基本的には合格するにはどんな人でも試験日に山頂付近(合格レベル) まで登っている必要があるということです。
山頂付近まで登っていながら運悪く不合格になる人は存在しますが逆に山頂付近まで登らずに合格する人はほぼいません。
◉ 我々のやるべき事はできるだけ登りやすいコースを使って出来るだけ山頂の高いところまで登りそして試験日にそこにいることです‥
基本的な試験勉強のイメージは理解して頂けましたか?
〔 具体的な戦略 〕

では宅建士における最も有効な戦略とは?
項目別にとるべき目標の点数を定めそれに向かって進む事です‥これが一番有効な合格レベルを上回る方法です
具体的な点数目標は
・ 宅建業法 20/20目標 で結果的に 18/20以上
・ 権利関係 8/14目標 で結果的に 8/14以上
・ 法令上の制限 6/ 8目標 で結果的に 5/ 8以上
・ 税・その他 6/ 8目標 で結果的に 5/ 8以上
合計すると 40/50目標 で結果的に 36/50以上
根拠は先ほども触れましたが民法(権利関係)は1点を取るのに費やす時間が最も多いのでできるだけ低く抑え、逆に宅建業法は最も短時間でマスターできるので点数の荷重を増やす作戦です。
宅建業法に関しては枝別の問題集をほぼノータイムで解けるレベル、民法に関しては難問には深入りせずに場合によっては捨ててもいいというレベル(ただし過去問に関しては8割は死守するイメージです‥)これを念頭に置いて勉強してください。
勉強の進め方としてはTEXTを読み進めていき、章ごとに過去問を解いて進めていく‥これの繰り返しです‥最終的に過去問の正解率を95%以上(民法に関しては80%)まで到達すること(少なくても最低5回はやる必要があるでしょう)、試験前日にしっかりとチェックを怠らなければ合格圏内である。
もし独学でチャレンジする場合などで初めて勉強することが分かりづらければ思い切ってその部分は飛ばしても構いません‥最後まで勉強して戻ってくればすんなり分かることが多々あります。
それでも思ったより分からないところが多い場合は講習や資格の受験校に通って最初の理解を手助けしてもらうのも作戦です‥特に民法が初学の場合はイメージがつかみにくいので口で説明してもらえると早く理解できます:宅建士試験
〈 合格後の世界を覗く 〉
・合格を想定して転職サイトをのぞいてみるのもモチベーションを高める効果はあります‥より具体的な合格後のイメージがあれば潜在意識の助けを強化できます:不動産業界/宅建士の求人・転職・募集なら【宅建Jobエージェント】登録促進プロモーション
〔 まとめ 〕

今回は「 宅建士の合格ラインを上回る勉強法 」のお話でした。
できるだけシンプルで無駄のないアプローチ法を説明しています。
ぜひ宅建士の勉強を始めて" 正攻法 "で合格を目指しましょう。
行動あるのみです!
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