もくじ
行政書士とは何をする人なのか?
そもそも行政書士とはどういう仕事をする人なのか?
なかなかイメージしにくい人が多いのではないだろうか。
その原因は‥
その守備範囲があまりにも広いためだ。
ここに主だったものを解説していく。
行政書士の業務

〈遺言・相続〉
- 遺言書の作成支援
- 遺産分割協議書の作成
- 相続財産の調査
- ‥etc
〈契約書〉
- 金銭の消費貸借における契約書の作成
- 土地、建物の賃貸借契約書の作成
- その他の契約書の作成や契約締結の代理
- ‥etc
〈自動車関連〉
- 自動車の登録申請書等(新規・移転・変更・抹消)の作成
〈日本国籍取得〉
- 帰化申請の手続き
〈法人関連〉
- 株式会社・NPO法人・学校法人・社会福祉法人等の設立手続
- 法人等の事業運営の支援
〈土地活用〉
- 農地転用(農地を農地以外の目的に利用する事)の申請手続
- 農地売買の申請手続
〈許認可申請〉
- 建設業・運送業・飲食店等を始める時の各種許認可申請
〈その他〉
- 内容証明郵便の作成
- 公正証書の作成
- ‥その他多数
※これらの書類作成業務に加えてそれぞれの相談業務も行う。
これがまだ業務の一部分だとすれば全貌を把握するのは難しいのかもしれないしそもそも独立開業したとして、全てを守備範囲にしていくのは難しく、たいていは業務を絞ってやっていく形であろう。
ちなみに僕自身は、合格後登録はしていませんが、
自分の自動車登録申請、内容証明郵便の作成、遺産分割協議書の作成を個人的にしてきた経験はあります。
いずれにしても、実際に実務をこなすにあたってはどの分野も知識ゼロからのスタートになってくるので、
いかに現場経験値を積み上げていくかが重要になってくるかと思います。
【これだけの取得メリット】 ☜ 町の法律家|行政書士の資格を取る
- 資格に合格し登録する事で町の法律家としての行政書士となり独立開業できる。
- 他の法律系の資格取得への足掛かりになる。
- 他の資格とのダブル資格とする事で相乗効果が望める。
- 合格すれば社会保険労務士試験の受験資格となる。
- 転職・就職のアピールとなる。
- 資格を取得する事で自信につながる。
このような魅力のある資格です!
まずは”敵を知る”事から
- 受験資格 特にありません、どなたでも挑戦できます。
- 試験範囲 行政書士の業務に関し必要な法令等(憲法、行政法、民法、商法及び基礎法学)、行政書士の業務に関連する一般知識等(政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解)
- 出題の形式 行政書士の業務に関し必要な法令等は択一式及び記述式、行政書士の業務に関連する一般知識等は択一式
- 試験機会 年1回(詳しい範囲と日程は一般財団法人行政書士試験研究センターで)
- 時間 3時間
- 合格基準 60%以上(180/300)(足切りあり(行政書士の業務に関し必要な法令等は 50%/122点以上・行政書士の業務に関連する一般知識等は40% /24点以上))
- 合格率 概ね10%前後
‥概要はこのようになります。
行政書士の資格取得へのアプローチ

まずこの試験の試験範囲のボリューム・合格者の平均的な勉強時間などから割り出すと‥
およそ800時間の勉強が必要です。
もちろん中には要領のいい人で200〜300時間で受かる人もいるだろうし、
逆に1500時間かけても人もいるだろう‥
そもそもこのおよそ10%という合格率の試験を勝ち抜くには、
やはりそれなりの戦略と覚悟が必要になってきます。
そこで僕がお勧めしたい〈戦略〉は
もしあなたが資格試験に初めて挑戦するとか、受験や学校の試験からずいぶん遠ざかっているならば
1度、50〜300時間で合格できる資格を経験して‥
もちろん、合格して自信をつけてから‥
要は一度ウォーミングアップしてから改めてチャレンジする方法である、
もしこれらの試験に手こずるようなら行政書士は一旦保留して考え直してください、
残念ながら、貴重な時間の無駄使いになる可能性がかなり高いです。
すぐ勉強を始める

どうしても次の試験で合格しなければいけないので、遠回りはいらない方は
もちろん、ダイレクトに始めてもらって差しつかえありません。
その場合は、やはり過去問を確実に得点するのがベースになってきます。(最低でも5回は回したい)
さらにTEXTの読み込み、良質な予想問題などの情報で +α を積み上げたい。
詳しい勉強法などは:【行政書士必勝法】〜合格するための基本戦略〜:を参考にしてください。
しっかりと綿密に計画を立てて勉強していけば独学でも合格レベルまで到達できます、
より効率的で、より効果的なスマホ学習という方法もあります:行政書士試験
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